10月17日(土)、国営昭和記念公園で、第92回箱根駅伝の予選会を観戦しました。当日は小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、スタート前から繰り広げられていた応援合戦と、各校の色鮮やかなのぼり旗で、会場全体は熱気に包まれていました。いよいよスタートです。鍛え上げられた前途有望な学生が一堂に会し、人々の大きな声援の中で力を尽くす。法政の選手であれ、他校の選手であれ、この命の輝きを、かけがえのない、本当に愛おしいものに感じました。戦後70年に際して、田中総長が「学徒出陣」に思いを馳せていらしたことが心に浮かびました。私たち後援会福島支部からは、6名の観戦でした。スクールカラーである、オレンジのユニフォームが人垣の間から見える度、「法政」、「法政」と掛け合いながら声を限りに応援しました。選手の走りを目の当たりにした緊張感と臨場感はまた特別なものでした。
待ちに待った結果発表です。10人通過順位は第5位。喜びの瞬間をとらえようと、報道局のカメラも待ち構えています。予選通過の期待が高まる中、第7位で見事予選を通過しました。いっしょに結果を聞いていた仲間たちから大きな歓声が上がり,笑顔があふれました。来年のお正月には,再びオレンジのユニフォームの活躍が見られます。
若者の命の輝きと、平和の中で、気持ちを共有することのすばらしさを改めて感じた一日でした。
(福島支部会計 石井祐美子 記)