平成28年1月15日、大学生ほか15名が亡くなり、多くの方が被害に遭われた軽井沢スキーバス転落事故から今年で3年となります。長野県支部では、役員13名で1月12日に慰霊のため、事故現場近くに整備された「祈りの碑」を訪れ献花をし、犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたしました。
曇り空の碓氷バイパスは薄暗く冷たい空気に包まれていました。あと少しでカーブも終わると言う事故現場近くの駐車場から整備された歩道を歩き、「祈りの碑」へ向かいました。このような所で我が子の命が突然奪われたなら、事故に巻き込まれたなら、そんな事を思いながら「祈りの碑」を前に言葉が見つかりませんでした。
このような大事故の犠牲者、被害者の方、そしてそのご家族の苦しみ、辛さは計り知れないものでしょう。二度と同じような大事故が起きないよう、事故を風化させることなく、社会の在り方を考えていかなくてはいけないと思いました。そして、無念にも犠牲になられた方々の分もこれからを生きていく者はしっかりと生きていって欲しいと思いました。
法政大学後援会役員として、平成最後の慰霊の日となりました。新しい時代が安心、安全の時代となりますように・・・願わずにはいられません。
(小林 光代 記)