第30回法政大学全国卒業生の集いが10月25日から10月27日の3日間に渡り、秋田市内で開催されました。中日の10月26日には、一般の方々も入場できる公開講演および大会式典が「あきた芸術劇場ミルハス」で盛大に執り行われました。
後援会からは、地頭江会長をはじめ8名が出席しました。司会進行はともに卒業生である秋田放送アナウンサー賀内隆弘氏と元秋田放送、現在はフリーの幸坂理加氏が務められました。
公開講演は廣瀬総長の基調講演に始まり、佐野副学長や伊藤前理工学部長のお話、続いて各界で活躍される卒業生のご登壇となりました。
まず映画界から、今年の日本アカデミー賞8部門を受賞した映画監督であり、数々の有名CMディレクターである成田洋一氏が、社会学部の卒業生であるご息女がなぜ法政大学に進学したかを聞いたお話や、地元秋田の出身者として幼少期の思い出話などを楽しく講話していただきました。
スポーツ界からは広島カープの4番として活躍された小早川毅彦氏に、賀内氏がインタビュー形式で野球部黄金時代のお話を中心に伺いました。小早川氏は、翌日からは米野球ワールドシリーズの仕事でNYへ飛ぶとのことで大変忙しいご様子でした。
政界からは、自民党副総裁である菅義偉元総理にお出でいただく予定でしたが、あいにく翌日に衆議院選挙を控え、ビデオメッセージでのご出演となりました。
国内の各界を代表する有名人が"卒業生"として次々と登場する構成は、とにかく圧巻の一言でした。
続く大会式典では、竹中校友会会長から大会主催者として、ユーモアを交えた全国校友たちへの歓迎のご挨拶のあと、渡邊秋田校友会会長、猿田秋田県副知事、穂積秋田市長と続き、最後に地頭江後援会会長が、愛校心あふれる熱い思いを言葉にのせ、この盛大な式典の最後を締めくくりました。
その後、地元ではいちばんの老舗である秋田キャッスルホテルに場所を変え懇親会が行われました。会場は、500名を超える校友・大学関係者の方々の熱気に満ち溢れていました。
アトラクションとして、秋田を代表する「なまはげ太鼓」「西馬音内盆踊り」のあとに、応援団の力強いエール・華やかなチアリーディング演舞が続きました。宴たけなわで校歌の大合唱となりましたが、今まで聞いた校歌の中でもいちばんと言っていいほどの熱く大きな歌声は、数日たった今でも耳を離れません。
最後に、来年の開催地である福岡県校友会中村会長に開催旗が手渡され、懇親会は幕を閉じました。
こちらの名門ホテルの代表取締役である岸本社長も法政OBであり、2次会のラウンジにてご挨拶をいただきましたが、法政大学卒業生の方々の全国での活躍をしみじみと感じた一日でもありました。後援会として来年の福岡大会にも、多くの校友の方々とともに無事に参加できることを願ってやみません。
(記 後援会総務:佐藤)