7月9日に法政大学国際交流サークルHi-C Orange主催の第35回スピーチコンテストがスカイホールで開催されました。このコンテストの審査は、大学教職員と後援会役員、国際交流サークルHi-C Orangeで構成される6名に、オーディエンス(来場者)が加わって行われます。後援会からは、2名が審査員として参加させていただきました。
スピーチコンテストは、実行委員長、柴日南子さんの開会宣言で始まりました。今年は、フランス・韓国・オーストリア・中国・ロシア・ウズベキスタン・アメリカの7か国、12名の留学生の方が参加しました。それぞれの出場者には、数名の日本人がアシスタントに付き、2カ月半一緒に準備したそうです。
スピーチテーマは、日本での生活・留学で感じた壁を乗り越えた経験談、自国紹介や日本でのグルメ体験、自国と日本の文化の違い等、興味深いテーマばかりで大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
審査は、主張内容・構成、表現力・スピーチスタイル、日本語力が評価項目で、参加者全員がレベルの高いスピーチだったため、僅差で入賞者が決まりました。
また入賞者の感想は、スピーチを成功させるため一緒に取り組んだ、日本人アシスタントへの感謝の言葉が多く、違う文化を持つ双方を理解しあえる有意義なイベントで、今後も継続して実施していただきたいと感じました。
この「留学生による日本語スピーチコンテスト」は、事前申し込みの必要もなく入場無料で行われています。また来場者の投票で決まるHi-C賞もあり、来場者も審査に参加できます。毎年、夏に開催されていますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
*Hi-C Orange 留学生支援を目的にしたサークル 「国際学生交流会(Hosei International Club)」 その頭文字に法政大学のスクールカラーを加えて愛称としています。
(総務 松岡孝幸 記)